発達障害研究所
Institute for Developmental Research
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病理学部


病理学部の紹介

 病理学部では、「⾃閉症スペクトラム障害」及び「知的障害」に関わる脳の発達異常の病理・病態解明、ならびにそれらの診断・治療法の開発を視野に置き、国内外の研究機関や医療機関との連携を図りつつ、得られた研究成果を臨床の場に還元することを⽬指しています。

研究室の構成

    ・発達・加齢病理研究室
    ・神経病理研究室
    ・運動障害病理研究室
 

構成メンバー

部長(兼): 中山 敦雄
室長: 榎戸 靖
研究員: 河内 全
研究員: 稲村 直子  
研究員: 吉崎 嘉一
リサーチレジデント:
研修生:
技術補佐員: 中山 直美

研究の概要

 病理学部では、特に、脳の発達期に見られるニューロンとグリア細胞の相互作⽤の異常がもたらす精神・認知・運動機能障害の病態メカニズムを分⼦レベルから個体レベルで明らかにすることを⽬指しています。またこれらと関連して、国内外の医療・研究機関と連携し、稀少難治性⼩児疾患の診断及び病態解析業務にも参加しています。
 具体的には、コロニー中央病院やあいち⼩児保健医療総合センターを始めとする国内外の医療・研究機関で⾒出された稀少難治性⼩児疾患や⾃閉症スペクトラム障害の関連疾患から、グリア細胞の異常が関わる新たな病理・病態像を同定し、そのメカニズムを明らかにすることが主なねらいです。これにより、これまで⼤きな謎とされてきた発達期におけるグリア細胞の⽣理的役割および脳の発達障害の形成メカニズムに関する新たな概念を提唱し、それらを標的とする診断ならびに治療法の開発へつなげたいと考えています。
 構成メンバーの異動にともない、ここ数年我々は、オリゴデンドロサイトやミクログリアの分化・発達異常が直接関与する稀少難治性⼩児疾患の新たな動物モデルや細胞モデルを確⽴し、その分⼦病態の解明と治療応⽤に向けた研究を精力的に⾏っています。「個別研究」では個々の研究内容をより具体的に紹介します。


個別研究

1 オリゴデンドロサイトの分化異常と関連した稀少難治性白質疾患の病態解析
2 脳白質障害が惹起する高次脳機能障害の解析のための新たな実験系の開発
3 脳室周囲白質軟化症モデルラットの作製と治療戦略の開発
4 末梢の炎症が脳に伝達される仕組みの解明
5 脳と免疫系の細胞間相互作用の場に関する研究
6 慢性的神経変性とミクログリアの機能異常    



研究業績

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